早めの学校訪問とYouTubeの活用をおすすめする理由
新型コロナウイルスの影響で中止となる学校説明会
今年は新型コロナウイルスの影響から、学校見学会・説明会が中止になったり、Webのみでの開催になったり、または、開催されても人数が大幅に制限されるなど、例年に比べると学校を直に見る機会が少なく、お困りの方も多いものと思います。
ここにきて東京以外でも感染者数が大幅に増加しているとのニュースが連日流れ、この調子では、文化祭・学園祭の開催も難しいということになりかねません。
各学校もWEBでの説明会に切り替えたり、できる限りの工夫をこらしていますが、学校によって力の入れ具合、出来栄えにも差がありそうです。
学校見学ができないときの一つの代替手段としては、「YouTubeの活用」がおすすめです。
ダブル受験は調べる学校の数も2倍
我が家では、中学3年の娘と小学6年の息子がダブルで受験することになりますので、調べる対象の学校数も、単純に2倍ということになります。
実は、今年の新型コロナウイルスの感染を予知していたわけはないのですが、「きっと来年は夏期講習などが忙しく、多くの学校を見てまわるのは難しいかもしれない」と思って、昨年、精力的に(と私は思っているのですが・・・)子供と一緒に学校を訪問しましたのが、結果的に功を奏しました。
昨年までに訪問した学校数は、以下のとおりです。
①高校:都立5校、私立3校
②中学:私立8校
多くの学校を見学しようとすると、それなりに体力が消耗します
娘と息子の志望校が同じであれば、もっと少なく、効率的にまわることがで切るのですが、当然ながら、娘と息子の志望校は異なりますので、それぞれに別の日程で訪問日を調整しなければなりません。
そのときは志望校を絞り切れていなかったので、「できるだけ、たくさんの学校を見ておきたい」と思い、1日に3校訪問したこともありました。
炎天下の中、千葉県の中学校を3校訪問したときは、めずらしく妻も同行しましたが、あまりの暑さに彼女は「もう二度と行かない」と言う始末。文化祭シーズンといっても、まだまだ気温は高いので、思っている以上に体力が消耗するものです。
滞在時間は、短くても構わないと思います。たとえ、わずかな滞在時間であっても、子供は子供なりに感じるものがあるようです。
「設備も生徒の雰囲気も、どちらも似たような学校だね」と私が感想を述べると、「最後の見た学校はイマイチかな」「2番目に見た学校の雰囲気は、俺に合っていると思う」などと一人前なことを言います。
「百聞は一見にしかず」です。
早めのスタートをおすすめします
今回の新型コロナウイルスの件があったから言うわけではないのですが、学校訪問は、できることなら中学1、2年、小学4、5年のときからスタートすることをお勧めします。
志望校が絞り込めれば、中学3年、小学6年になったとき、その学校に合った対策を早く打つことが可能となるからです。
しかし、志望校はさまざまな条件で後から変わるもの。新たに受験候補に挙がった学校はどうするのか。
もちろん、これから開催される説明会や文化祭に行かれるのが一番ですが、このコロナ禍で訪問できない可能性もあります。
そこで、おすすめは「YouTube」です。
検索してみると、学校がオフィシャルに作成した紹介ビデオのほか、生徒が自分たちで作成したであろうと思われる面白ビデオなど、いろいろと見つかります。
実際に訪問するのに比べたら得られる情報量は少ないかもしれませんが、
パンフレットよりも学校の雰囲気はつかめるのではないかと思います。
我が家の子供たちも、自分のスマホでそれぞれチェックをしているようです。